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トチの日々
かごしま知覧紅茶 無糖

飲んでビックリ、
無糖なのに…!?

9月 鹿児島

皆さんこんにちは!
私たちは鹿児島県の知覧で茶を育てています。
実は鹿児島県は2019年に静岡県を抜き、ついにお茶の産出額日本一になった茶所なんです。

そんな鹿児島県の中でも、特に茶の栽培が盛んなのが、知覧がある南九州市。
市町村別のお茶の生産量でも日本一に輝くほど、お茶と密接に関わっています。

私たちはそんな知覧で、育てている茶の魅力をもっと多くの人に知ってもらうための挑戦を日々続けています。知覧産茶葉を使った和紅茶づくりは、そんな挑戦のひとつです。

ところで、皆さんは“紅茶”と“緑茶”が同じ茶葉から作られていることをご存知ですか?
茶葉を発酵させて製茶を行うと紅茶に。
逆に、茶葉を発酵させずに製茶を行うと緑茶になるんです。
ちなみに、その中間の半発酵(はんはっこう)と呼ばれるタイミングで茶葉の発酵を止めて製茶されると烏龍茶になります。

茶葉と一言で言っても、そこにはたくさんの魅力秘められています。
実は、人を楽しませるためのポテンシャルが非常に高い素材なんです。(ちなみに、焙煎をするとほうじ茶にもなります。)

そんな茶葉は、産地によってもその特徴は様々に変化します。
ここ知覧の茶葉の特徴のひとつは、そのまろやかさ。
九州でも一番南にある鹿児島県は、基本的には温暖な気候です。
しかし、ここ知覧は中国大陸から湿った冷たい風が流れ込むため、冬には茶葉に霜が降りることも。霜は茶葉の天敵ですが、この寒暖差のおかげで渋味、苦味の少ないやわらかな味になるんです。

その上、知覧産茶葉を使った「かごしま知覧紅茶」は、微粉砕した茶葉も使用しているので、無糖なのにほのかに甘い。
素材そのもののおいしさで、無糖紅茶の常識が変わるような味わいに仕上がるのです。

これからも、茶葉の溢れんばかりの魅力を引き出して、海外産の紅茶にも負けない、おいしい和紅茶をもっともっと届けられるよう挑戦していきます。
機会がありましたら、また知覧の紅茶についての話をさせてください。
ではでは。

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