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トチの日々
おおいた日田の梨ソーダ

梨とハチの、
まぁるい関係

8月 大分

皆さん、はじめまして。
私は、大分県の北部にある日田市で梨農家をしています。実はここ日田市は、100年を超える梨栽培の歴史を持つ土地。盆地特有の大きな寒暖差と、豊かで清涼な水の恵みにより、昔から甘くてみずみずしい梨が育つ土地として有名なんです。
私は、そんな日田市にある梨農家の三代目として45年以上、梨に愛情を傾け続けています。

ところで、皆さんは梨の花を見たことはありますか?
実は、雪のように美しい真っ白な花を咲かせるんです。その姿はまるで、白いソメイヨシノ。長年梨農家をしている私も、毎春心を奪われてしまいます。

しかし、その美しさにずっと見惚れていられないのが梨を育てる人間の運命(さだめ)。この開花期に雨が降ってしまうと、花粉が湿って受粉しにくくなってしまうんです。
そのため、素早く梨の交配を行わなければなりません。 そこで頼りになるのが、この交配を手伝ってくれる私のパートナーとも呼べる存在です。
そのパートナーとは、ずばり“ニホンミツバチ”。

そこで頼りになるのが、この交配を手伝ってくれる私のパートナーとも呼べる存在です。
そのパートナーとは、ずばり“ニホンミツバチ”。

ミツバチを用いる農家は珍しくはないのですが、私のように自らミツバチを飼っている農家はどうやらあまりいないようです。
そんなミツバチたちが花の奥まで潜り込み、まんべんなく花粉をつけてくれるおかげで開花期には大助かりしています。
ただ、私がニホンミツバチを飼い始めた理由は、働き手がほしかったからではないんです。そのきっかけは今から20年以上前。知人が私の元へ持ってきた、ある梨にあります。

ミツバチを用いる農家は珍しくはないのですが、私のように自らミツバチを飼っている農家はどうやらあまりいないようです。
そんなミツバチたちが花の奥まで潜り込み、まんべんなく花粉をつけてくれるおかげで開花期には大助かりしています。

その見事なまん丸さに驚いた私は、すぐに知人の畑へ。どうすればあんなに美しい梨を育てられるのか、その秘訣を探索させてもらいました。すると、畑の近くにミツバチの巣があることを発見。調べてみると、ミツバチがまんべんなく花粉をつけてくれることで、果実の形が美しくなりやすいことがわかったのです。

ただ、私がニホンミツバチを飼い始めた理由は、働き手がほしかったからではないんです。そのきっかけは今から20年以上前。知人が私の元へ持ってきた、ある梨にあります。

今年もミツバチたちのおかげもあり、畑にはまん丸とした美しい梨がたくさん実っています。アインシュタインは「ミツバチが全滅したら、4年後には人類が滅びる」と言ったそうですが、まさに地球にとっても私にとってもそれだけかけがえのない存在。自然とともにつくってこそ、おいしい梨は育つのだと思います。

その見事なまん丸さに驚いた私は、すぐに知人の畑へ。どうすればあんなに美しい梨を育てられるのか、その秘訣を探索させてもらいました。すると、畑の近くにミツバチの巣があることを発見。調べてみると、ミツバチがまんべんなく花粉をつけてくれることで、果実の形が美しくなりやすいことがわかったのです。

また機会がありましたら、日田の梨にまつわるお話をさせてください。
それでは!

今年もミツバチたちのおかげもあり、畑にはまん丸とした美しい梨がたくさん実っています。アインシュタインは「ミツバチが全滅したら、4年後には人類が滅びる」と言ったそうですが、まさに地球にとっても私にとってもそれだけかけがえのない存在。自然とともにつくってこそ、おいしい梨は育つのだと思います。

また機会がありましたら、日田の梨にまつわるお話をさせてください。
それでは!

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