#Talk Session 02
先輩後輩 編
#Talk Session 02
先輩後輩 編
同じ部署の先輩が新入社員をきめ細かく教育するチューター制度によって、多くの若手社員が成長してきました。このトークセッションでは、関東支社でチューターを務める先輩社員とその指導を受ける新入社員に、普段の仕事や指導の様子、お互いの印象などについて話し合ってもらいました。
営業
東日本営業本部
関東支社
帆谷 龍之介
Hotani Ryunosuke2015年入社
営業
東日本営業本部
関東支社
畦元 希良莉
Azemoto Kirari2021年入社
まずは私たちの仕事内容を紹介しようか。私は茨城エリアを担当して、主にスーパーマーケットを担当しています。ポッカサッポロの商品を採用いただくために、お客様に日々さまざまな提案を行っています。
私も茨城エリアを担当しており、同じくスーパーマーケットなどを担当しています。帆谷さんとは同じ茨城エリアでも、担当エリアは異なりますよね。
そうだね。私はつくばから水戸エリアで、畦元さんは水戸より北だもんね。茨城は広いから、お互いに移動時間は長いよね。たまに、畦元さんが帰って来ないんじゃないかって、心配になるときがあるよ(笑)。
お客様のところから戻るときに、渋滞していることが多くて。ご心配かけてすみません(笑)。
それは冗談として、どうかな? 仕事には慣れてきた?
そうですね。担当を任されてからまだ2ヵ月しか経っていないので、今が入社以来一番大変で……。複数の担当先があるので、それぞれのお客様と関係を構築し、商談をして、お金の処理もしなくてはいけなくて、わからないことばかりです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、畦元さんたちは入社したときから出社制限がかかっていたから、本当に大変だよね。出社しているのに比べると、やっぱり上司や先輩と打ち解けるのに時間がかかるものね。
そうなんですよね。まだちょっと遠慮があります。
今日ここに来るまでの電車の中でも話したけど、もっと社内の人と気軽にコミュニケーションを取って大丈夫だよ。頼れるところは、どんどん頼ったほうがいいと思う。悩みをひとりで抱え込む必要なんて、全然ないんだから。自分ひとりでできることなんて、限られているし。
チューターとしてできるだけのアドバイスはしているつもりなんだけど、なにか印象に残っているアドバイスはある?
………。
ないのかよ! あってほしかった(笑)。
もちろんありますよ。ありすぎて、急にはひとつをピックアップできないんです(笑)。
それならいいけど(笑)。
私は見積もりの作成とかお金の処理とか、数字を扱うのが苦手なので、よく帆谷さんに教えていただいていますよね。帆谷さんは図を描いて説明してくれるので、すごくわかりやすいです。
自分も新人のころは、図を描いて理解していたからね。そのときの経験を活かすようにはしてる。わかりやすいと言ってもらえて嬉しいよ。ただ、普段の指導はコミュニケーションや精神面のことが多めかな、とは自分で思ってる。
そうですね。お客様との関係性の築き方などのアドバイスがすごくためになります。先日の「強気で数字を出せ」というのも、とても印象に残っています。
売上計画のことね。
私は控えめの数字を出して、それを結果的に上回ったというのが良いかなと思ってしまうのですが、帆谷さんは「そうじゃない」と。高めの数字を出して、それを実現するためにどうするかを考えることで、成長もできるし、よい結果が出せるんだと指導いただいて。
なんかすごく厳しい指導をしている感じだけど(笑)、経験上、高めの数字を出しておいたほうが絶対にいいと思うよ。
帆谷さんはご自身でそれを体現されているから、すごいと思いますよ。自らかなり高めの売上計画を出しますものね。
そう。もう今月は終わりだけど、今月の売上計画は去年よりも少しやりすぎなくらいかなり高い数字を出していたからね。まあ、その目標には届かなかったんだけど(笑)。それでも、高い目標設定をしたからこそ、去年より売上が上回ったと思ってるよ。
そうですよね。おっしゃる通りだと思います。
普段からチューターとして畦元さんを見ていて思うのは、「仕事に対してすごく貪欲に取り組んでいる」ということ。私が業務について教えるときにも、「その仕事の目的はなにか」「目的を達成するためにやるべきことはなにか」と積極的に質問を投げかけてくるので、すごく仕事を覚えるのが早い。そういう姿勢は、自分の新人のころにはなかったから感心してる。私は先輩に言われたことに、「はい!」と元気よく返事しているだけだった(笑)。
そう言っていただけると嬉しいです。私は関東支社に配属された初日に、帆谷さんがエレベーターホールまで迎えに来てくれたのをよく覚えています。ガチガチに緊張していたのですが、明るく話しかけてくださって気持ちが和みました。
確かにそうだったね。
最近では、初めての商談のときにフォローしていただいたのが、とても印象に残っています。緊張で全然上手く話せなかったのを、帆谷さんが補足説明などをしてくれて。商談後にはアドバイスもいただいて、次につなげることができました。
最初は誰でも上手くできないよ。私も業務用の商品を扱う部署から関東支社に移ってきた当初はなにもわからなくて、「こんな素人に担当させるなんて」と問屋の担当者に心配されたからね。あのころは辛かった(笑)。
帆谷さんもそんな時代があったんですね。帆谷さんが電話でお客様と話しているのを聞いていると、お客様の懐に入り込んでいるのがわかるんですよね。お客様との距離感はしっかり保ちながらも、冗談なんかを言い合ったりしていて。「これが本物の営業マンなのか!」って思います。大きな企業を担当されていて、仕事にかける想いが強くて、ストイックですし。
地元の関西に戻って、家族や兄弟、友人がいつでもポッカサッポロの商品を買えるようにするのが今の目標。営業としていろんな経験を積み、学んだ営業スキルを地元の関西で発揮したい。畦元さんは、今後の目標とかあるの?
私も地元の愛知に戻って営業を担当したいです。幼いころから通っているお店にポッカサッポロの商品を扱ってもらえたら、すごく嬉しいだろうなと思いますね。
それはそうだろうね。
それから、業務用商品の営業も経験してみたいです。業務用商品はお客様のニーズに合わせて幅広い提案ができるので、家庭用商品の営業とはまた違った楽しさがあると思っています。そして最終的には、高校生のころからの夢であるマーケティングに携わりたいですね。バリューチェーンを構築することで、次の「おいしい」を生み出していきたいです。
すごいね、キャリアビジョンが明確で。このまま努力を続けていれば、きっと良いキャリアを経験できると思うので、頑張って。
WORK STYLE