人を知る
研究開発
食品飲料事業本部 フード&ビバレッジ研究所
加工食品開発グループ
福田 洋介
Fukuda Yosuke
2015年入社
※取材当日のものです
スープの開発を進めながら、
製造技術の研究に取り組む。
初めて開発に携わったスープは、
苦労の連続ながらも商品化
入社後初めて担当したのがスープの開発です。その後缶コーヒーの開発に携わりましたが、またスープの開発に戻ってきました。現在の主な業務は、粉末スープや液体スープの商品開発。マーケティング部門などと連携しながら開発を進めており、業務時間の約4割は試作を行っています。試作以外の時間はデスクワークをしたり会議に出席したりしており、群馬工場やパートナー企業の工場に出張に行くことも多いですね。
初めて開発に関わった商品が店頭に並んでいるのを見たときは、とても感動したのを覚えています。それはスープ系の新商品で、ポッカサッポロにとって新規カテゴリの商品だったので、開発にはとても苦労しました。生産してくれる工場を見つけたり、従来のスープとは異なる原料を探したり、社内で誰も解決策を知らない課題を一つひとつクリアしていくことでようやく製品化できたため、私にとって思い出深い商品となっています。
製造技術の開発によって、
新カテゴリの商品を生み出す
当社は、開発部門に与えられている裁量が大きく、新しいことへのチャレンジもしやすい環境です。そうした中で、私はスープの製造技術や素材の開発にも力を入れています。
企業が存続していくには、既存商品の売上を伸ばすことも重要ですが、新しい商品を生み出し続けることも必要です。私は製造技術の開発によって、将来的にポッカサッポロの売上の柱となる新しいカテゴリの商品をつくっていきたいと思っています。今は不可能なことを可能にする技術を生み出せれば、それによってこれまでにない「おいしさ」や「驚き」をお客様に提供できます。
新商品のアイデアはマーケティング部門が中心となって考えていますが、それだけでは限界があるはずです。私は技術開発の側面から、新商品の誕生に貢献していきたいと考えています。そして、そのように新技術の開発に挑めることも、日々の仕事に取り組む上での大きなモチベーションになっています。
食行動を変える商品を開発し、愛される食品メーカーへ
新商品の開発によって人々の食に関する行動を変え、新しい食文化をつくっていきたいと思っています。昔は、おにぎりは家でつくるものだったのに、今はコンビニエンスストアで買うのも当たり前になりました。コンビニエンスストアのおにぎりのように人々の食行動を変えることのできる商品は、お客様の生活に不可欠な存在になるはずです。そして、そうした商品を提供する食品メーカーは、お客様に愛される企業になると思います。
1DAY schedule
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10:30
出勤
朝が弱いため、フレックスタイム制度を利用して遅めに出勤。
メールや日経新聞のチェックなどを行う。 -
11:00
ミーティング
他部署と新商品のコンセプトなどについて打ち合わせ。
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12:00
ランチ
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13:00
グループミーティング
進捗などについて共有。
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15:00
製品試作
粉末スープの試作を行う。
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18:00
事務作業
試作結果をまとめる。
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19:00
退勤
職場結婚した妻と一緒に帰宅し、夕ご飯をつくる。