リターナブルびんの取り扱いについて
ガラス素材のリターナブルびんは、再利用される環境に優しい容器であり、中身の保護性にも優れているという特徴がありますが、取り扱いによってはひびや欠けが生じて、思わぬ怪我につながる危険性があります。
リターナブルびんの特性をご理解いただき、慎重にお取り扱いください。
リターナブルびんとは?
![リターナブルびんとは?](/images/customer/img_returnable_01.jpg)
リターナブルびんとは、あきびんを回収後、きれいに洗浄され、再び中身を詰めて商品化されるガラスびんのことです。
ガラスびんのまま再使用されるのでゴミにならず、原料や製造エネルギーの節約にもなるので、環境に優しい容器として注目されています。
また、ガラスびんは天然素材からできており、中身の保護性に優れています。
(日本ガラスびん協会ホームページより)
当社では業務用商品として、リターナブルびん商品を3品取り扱っており、いずれも王冠びんを使用しています。
取り扱いの注意
持ち運びの注意点
片手で複数本持つと、びん同士が当たり、割れるおそれがあります。
![×](/images/customer/img_returnable_02.jpg)
![×](/images/customer/img_returnable_03.jpg)
飲み口が欠けたビン(例)
![飲み口が欠けたビン(例)](/images/customer/img_returnable_04.jpg)
手を覆いかぶせるように栓抜きをかけると、万が一、欠けが生じた場合に手の平を切ってしまうなど、思わぬ怪我をする危険があります。
万一欠けが生じた場合は、飲用をお控えください。
リターナブルびんの開け方
王冠がついた製品は、栓抜きの口の上部で王冠を押さえ、口の部分の下部を王冠のひだの部分(スカート部)に引っ掛けることで、てこの原理を用いて開けることができます。
![(1)栓抜きの柄をしっかりと持ちます。](/images/customer/img_returnable_05.jpg)
(1)栓抜きの柄をしっかりと持ちます。
![(2)びんをしっかりと押さえます。](/images/customer/img_returnable_06.jpg)
(2)びんをしっかりと押さえます。
![(3)途中で止めたり、位置を変えたりせずにゆっくりと開けます。](/images/customer/img_returnable_07.jpg)
(3)途中で止めたり、位置を変えたりせずにゆっくりと開けます。
栓抜きの選び方
栓抜きの形状によっては、開栓の際、飲み口に欠けが発生しやすいものがあります。
下記の例もご参考に、欠けが発生しにくい栓抜きをお選びいただくのも大切です。
<よい栓抜きの例>
- 柄が握りやすいもの。(※写真1)
- 栓抜きの口の幅が王冠くらいの幅のもの
- 王冠に引っ掛けたときに、栓抜きの口の上部が王冠の中央より若干向こう側にかかるもの
- 栓抜きの口の下部がスカート部のひだにより多くひっかかるもの(ひだに3個以上かかるもの)(※写真2、写真3)
![※写真1](/images/customer/img_returnable_08.jpg)
※写真1
![※写真2](/images/customer/img_returnable_09.jpg)
※写真2
![※写真3](/images/customer/img_returnable_10.jpg)
※写真3
<好ましくない栓抜きの例>
- 王冠にひっかけたときに、栓抜きの口の上部が王冠の中央よりかなり向こう側にかかるもの。
(ひっかかりにくいため王冠を開けづらく、再度開栓する際に口欠けを生じる場合があります。)(※写真4) - 栓抜きの口の下部がスカート部のひだにかかる部分が少ないもの
- 王冠にひっかけたときに栓抜きの口の上部が王冠の中央より手前にかかるもの。(※写真5)
- 口の下部の形状が山型になったもの(王冠に深く差し込まれ、びんの飲み口が欠けてしまうおそれがあります。)(※写真6)
![※写真4](/images/customer/img_returnable_11.jpg)
※写真4
![※写真5](/images/customer/img_returnable_12.jpg)
※写真5
![※写真6](/images/customer/img_returnable_13.jpg)
※写真6