おいしい!ひらめきがある POKKA SAPPORO
沖縄のお茶といえばさんぴん茶

ご存知ですか?さんぴん茶 ご存知ですか?さんぴん茶

Vol.1 ルーツは中国!?沖縄でお茶といえばやっぱり“さんぴん茶” Vol.1 ルーツは中国!?沖縄でお茶といえばやっぱり“さんぴん茶”

家族の団らんのひとときに。親しい仲間と。気分をリフレッシュしたいとき――――。沖縄ではいつもそこに「さんぴん茶」があります。オバーの家の縁側には、急須に入ったさんぴん茶があり、黒糖やサーターアンダギーとともに振る舞われます。お茶の時間にほっと一息つくのも、沖縄ではやっぱりさんぴん茶がポピュラー。さわやかで甘い香りの花茶、さんぴん茶は、沖縄で昔から老若男女に親しまれてきました。

ところで、さんぴん茶が沖縄方言の呼び名で、実は緑茶にジャスミンの花の香りをつけた中国茶の“ジャスミン茶”と同じものだと知っていますか。さんぴんという呼び名は中国語の俗称で、「香片(シャンピエン)」から来たとされており、ジャスミンはモクセイ科オウバイ属の植物の総称で、亜熱帯に分布し、20種以上もあるといいます。さんぴん茶に使われているのは中国で「茉莉花(モーリホア)」と呼ばれる種類。

中国で日常的に飲まれ、日本では中華料理店などでおなじみです。同じ緑茶といっても、日本の緑茶が蒸して青々とした香りや味を楽しむものであるのに対し、中国の緑茶は釜煎りにして酵素を不活性化させ、落ち着きのあるまろやかさを引き出したもの。こうすることでジャスミンの花の香りが付きやすく、茶葉とも調和しやすくなるのだとか。青々しさが特徴の日本の緑茶では、茶葉の香りとジャスミンの花の香りが互いに主張しあってケンカしてしまうのだそう。さんぴん茶って意外と奥が深いんですね。

※出典・参考文献
◆「沖縄ぬちぐすい事典」“サンピン茶”より
(発行プロジェクトシュリ 発売創英社/三省堂書店)

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