




最初にモデルになりたいと言った時の周囲の反応は?
友達や学校の先生は「絶対になるべき!」とすごい応援してくれましたね。
親に言った時は「そんなんで食べていけるん?」と言われました(笑)で、説得しましたね。
そしてモデルになりたいと思った頃から、パリコレにでるということは決めていました。
私はテレビ番組がきっかけでしたけど、どのような形になっても絶対パリコレに出たいという気持ちはありましたね。
だから番組のお話が来た時はめっちゃ嬉しかったし、絶対最後の一人まで残ってやる!と思ってました。
本当にいけるとは思ってなかったですけど、それぐらいの勢いでしたね。
パリコレになぜ出たいと思った?

やっぱりモデルの中でも、高い身長を活かすとなると、海外に出て行くのがいいんじゃないかと思ったし、パリコレの服って個性的で面白いんですよね。そういう服を見て「面白そうやなぁ」と思ったのがきっかけです。
モデルの難しいところは?
モデルはファッションを見せる仕事。ただ、服のことだけを理解していればいいのではなくて、自分自身のことも理解していないと、服の魅力は出せないと思います。難しいところは、今着ている服よりも、自分自身の粗とかが目立っちゃって、肝心の服が見えないというところがあります。でもそれは本番では言い訳にならないので、毎日朝公園とかで練習してました。結構変な目で見られるんですけど(笑)あとは、ガラス張りのところとか、自分でスタジオを借りたりして。
モデルに一番必要な力は?
適応力だと思います。与えられた服によって、服のどんな表情を見せるか、どんなポーズをとるのか、というのが大きいですかね。あとカメラマンさんやスタッフさんの求めることに対して、俊敏に反応できるっていうのが大事だと思います。それに対応するために自分の体は知っていなくちゃいけない。

本番に向けてどのような準備をしている?
最初にフィッティングした時に感じたことを常に頭の中に思い浮かべて、実際にランウェイでどう自分が見られるのかっていうのを考えます。本番は何も考えずに、今まで自分のやって来たことは体に染み付いてるから、自分の体に身を任せて動いています。
本番前にこれでもかってぐらい考えて、それこそ周りが話しかけられないぐらい(笑)本番はあとは楽しむだけって感じですね。
こういうモデルになりたいという理想像は?

常に変化し続けるモデルでいたい。年を重ねても、常に時代の最先端、旬でいられるよう、いい意味で自分自身を変化させ続けたいと思います。



平田かのん
2019年2月よりモデル活動を始める。
モデル活動開始早々にも関わらず、同年9月に行われたPARIS FASHION WEEK 2020 S/S(パリコレクション)にて、公式・非公式合わせて4ブランドのコレクションに出演。見事にパリコレデビューを果たす。
今後も日本のみならず、世界を視野に入れたグローバルな活動を目指している。


